言わずと知れた役の行者が灌頂された神様。「蔵王権現」
この神様が役の行者と言う当時最高の能力者によりどうして灌頂されたのか?
そこに思いを馳せると、とても面白く興味深い事が解ってくる。
飛鳥から奈良へと時代が移り変わる激動の中から現れた聖人。
役小角。彼は大和の地、葛城山のふもと茅原に生まれる。
父は出雲の賀茂氏の間賀介呂(まかげまろ)、母は豪族賀茂家の娘
白専女(しらとうめ)。父は郷里より使いが来て出雲に帰る事になり
母子家庭のようにして育ったようです。
世間では白鳳文化に花が開き、貴族中心の華やかな文化でも
庶民に取っては663年の白村江の敗戦、672年の壬申の乱と
続けての戦乱でかなり疲弊し乱れた世の中でした。
そんな折りに世を憂う心から、強くて荒々しい神様を灌頂されたのである。
汚れきった世の人々を正しく厳しく導きくださる神様を。
一説に「蔵王権現」は釈迦如来、千手観音、弥勒菩薩の三尊の合体した姿と
言われています。それゆえ吉野の蔵王堂には三体の青き蔵王権現像が
並んでいます。金峰山(大峰山)にこもること千日。初めにお釈迦様が
現われましたが、強い姿を望み、次に千手観音様が現れます。
世は乱れた今、もっと厳しい姿を望み、次に弥勒菩薩様が現れます。
魔王もたじろぐ姿をと望み、「金剛蔵王権現」が現れになりました。
ご本尊が現れた磐の上に御堂を建てたのが、現在の大峰山寺本堂です。
そして、桜の木にその御姿を掘り込んだ本尊を安置してあるのが
吉野金峯山寺の蔵王堂となるのです。
かくして吉野は桜の名所となる訳なのです。
時は今、千三百年の時を越え乱れた世の中にこそ荒ぶる神
「蔵王権現」が必要なのかも知れません。
釈迦様と同く悟りを開き、千手観音のごとき千人力の慈悲心で
弥勒菩薩のごとき救世主。そんな神様と言えます。
「青が、荒ぶる」まさに世の夜明け前の青さこそ「蔵王権現」が相応しい。
「新しき御代のはじめの たつの年 現(あ)れ出でましぬ かくれいし神」
そろそろ山が動くのでしょう。
参考文献
金峯修験本宗 総本山金峯山寺 制作/発行
「役行者さま 神変大菩薩はみちびく」より。
ありがとうございます。
感謝。
この大親寺のホームページを見つけた時は嬉しくて飛び上がりました。実は昨年の初夏石上神社を探しに行った時に桃尾の滝・大親寺さんを見つけました。なんとも言えない穏やかな気持ちに慣れた事今でも忘れられません。本当に聖地ですね。封印されているニギハヤヒ様の封印解除を待っている一人です。荒ぶる神様の喝は必要かもしれませんね。今現代に生きている方たちは歴史が改竄さていることは知らない方が殆どです。ついこの間まで私も何も知りませんでした。出来ましたら誰も不幸になって欲しくはありません。一日も早く国津神の復権をと思っています。でもこの国は荒治療が必要かもしれません。21日ニギハヤヒ様スサノウウ様に会いに行きます。
こんばんは。板本さん。
コメントありがとうございます。
板本さんも大親寺に魅せられた方の一人ですね。
神様の動きはすべてが必然。
我々は大きな流れの中で、感謝し受け入れれば
よいのだと思います。
日本の夜明けも近いと言えます。
ありがとうございます。
感謝。