大河ドラマ「真田丸」は楽しみ見ているドラマであるが
今週の日曜日は何とも楽しみである。
何故なら、上杉家に人質として真田幸村がやってくるからである。
まあ、上杉景勝はその当時まだ20代の後半であり
遠藤憲一氏が演じているのだが、何とも50代にしか見えずに
どうも年齢的に会わないのである。
幸村もまだ10代なので、こちらも何ともなのだが
まあ、役者の関係もあるので年齢的な事はよしとしよう。
幸村氏と景勝との絡みがあるが、本来はそんな事は無く
その全ての面倒は直江兼続が見ていたようである。
その頃の上杉家は未だ、家臣の統制がうまくいってなく
内政と外交の両面でかなり苦労していたようである。
そもそもが、上杉家に信濃を攻め取る理由も無く
むしろ、跡目争いで破った、養子である上杉景虎の
家系である北条氏を警戒していた訳である。
そこで信濃の真田氏との和議を結ぶ事で、外交よりも内政へと
重きを置く事が出来たのである。
一方、幸村は上杉家での生活で十分に義の心が浸透した
ようで、父、昌幸とは少し違った武将となったようである。
真田昌幸は軍略家としてみても、かなり優秀な武将であったが
戦国時代特有のづるさも持ち合わせていた。
確かに孫子の教えにもある通りに「兵は詭道なり」なのだが
騙し打ちばかりをしていては、さすがに敵も警戒して
和議や同盟などの手段が使えなくなる恐れがある。
となると血戦となり、敵見方ともに死傷者が多く出るばかりか
兵の数が多い国が勝つ事が必定である。
また、必死の思いで勝ってもダメージが大きくなり
第三国に攻め取られる可能性があるのである。
本来は幸村ではなく、真田昌幸の軍略こそが後の真田家が
残る礎となったのだが、徳川幕府に対する時代の要望から
徳川に一矢報いた真田幸村というヒーローが誕生した訳である。
しかしながら、その実像は実に悲劇であり
小国でありながら大国を翻弄し強かに戦国時代を生き抜いた
智恵の結晶であるだろう。
「柔よく剛を制す」と言うことわざがあるが
まさに、それを地でおこなった稀有な例であるだろうかと。
ありがとうございます。
感謝。
和海。